社会心理学

社会心理学は、対人相互作用の観点から個人の行動を化学的に究明する学問です。

 

私たちは日常の暮らしで他人と互いに影響を与え合っていますから、
社会心理学とは、社会的な場面を他者との関係から捉えることと言い換える事もできます。
たとえば、「暴動」などに見られるパニックの心理は、
社会心理学の分野の一部です。
もともと、社会心理学とは集団研究が主なテーマでしたが、
現在はそのほかにも世論のような、さらに多くの人を研究対象にする学者もいます。

 

国際化、高齢化、情報化、環境問題など、
多くの社会環境は日常生活に大きな影響を与えていますし、
人と人との相互関係もそれに伴い変容しています。
このような状況の中で起きる問題をどのように克服するとよりよく生きていくことができるかというニーズに応えるためにも、
社会心理学への期待の高まりも大きくなっています。

 

社会心理学の講義では、入門として「倫理」や「実験的方法・実証的な研究」、
「コミュニケーション関連」などマクロな社会心理学の概説や統計学の基礎、
多変量解析の手法や集団行動の実験的研究、人や集団を知覚し判断するプロセス、
援助行動の心理などが取り上げられています。

 

社会心理学の知識を活かすことができる分野には、
企業の広報や商品開発部門、地方自治体、安全指導などの警察県連機関などがあります。

人格心理学

人格心理学とは、性格心理学とも呼ばれ臨床心理学の基礎ともなる領域です。

 

人格、つまりパーソナリティは、各個人をユニークな存在として基礎付けているものと考えます。

 

パーソナリティの捉え方は、色々な立場によって様々です。

 

・パーソナリティの捉え方

 

類型論:パーソナリティをいくつかの典型に分類する

 

特性論:どんな時も一貫している行動傾向に視点を置く

 

力動論:自我の働きを中心にしている

 

状況論:行動の状況依存を重視する

 

近年は、青年期の人格形成が注目されています。
そして、青年期の人格形成が、乳幼児期とどう関連しているのか、
また自らが形成し作り変えていく人格の可能性についても注目されています。

 

講義では、「性格の類型論と個性記述」、「性格の特性論と心理検査」、
「遺伝と環境」、「性格の学習論と状況論」、「人格の一貫性と統合性」、
「他者理解と自己理解」などがテーマとして扱われ、
臨床事例や映画などからアプローチする事もあります。

 

そして、人格心理学は、他の心理分野と密接な関係があるのも大きな特徴です。

 

人格心理学の知識を活かすことができる分野には、
医療や教育機関のカウンセラー、司法や福祉機関の心理職、ボランティアなどがあります。

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