心理学の基礎用語〜精神分析の用語〜

イド・自我・超自我(id,ego,superego)

精神分析学者フロイトによって、「イド・自我・超自我」は、提唱されました。
フロイトは、精神構造を「イド・自我・超自我」の3つの概念に分けました。

イドとは
イドとは、人の精神エネルギーの源泉にあたるものです。

イドは快楽原理に基づき、本能のままに「今すぐこれが欲しい」、「今すぐあれが欲しい」
という欲求を出して満足を求めます。

快楽原理(pleasure principle)とは
快楽原理とは、快楽を求め、苦痛を避けることで、

最大の効用のあるものを求めようとする人間の行動原理です。
フロイトにおいては、緊張がたかまることが不快で、
その緊張を解消することが快とみなされます。

エゴとは
エゴとは、イドの上に存在し、理性的にイドをコントロールしています。

自我は、本能的な欲求を現実に合った形にする役割や、
その欲求をかなえるために必要なプランを立てるなどといった
準備行動をつくりあげます。

 

たとえば、「嫌いな仕事であっても、家族の生活のためだ」
と思って仕事を続けることは自我の働きによるものです。

超自我とは
超自我とは、常に道徳的、意識的であろうとする部分です。

 

子どもは、親から叱られたり褒められたりすることで、
行動の善し悪しを学びます。
そして、小さな頃は、親の判断基準に従っていますが、
成長するにつれて「これをやると他人に迷惑がかかるからやってはいけない」
などと、自分で判断できるようになります。
この意識が超自我です。

 

超自我は、自我よりも強く、イドを律します。
つまり、自我は、イドと超自我の間で調整役を担っています。

 

車の運転で、三者の関係をたとえるとするなら、
イドは自動車、エゴはドライバー、超自我は交通法規となります。

 

エディプス・コンプレックス(Oedips complex)

「エディプス・コンプレックス」とは、精神分析の基本概念の一つで、
男児が異性である母親に愛情を、
同性である父親に敵意を向ける無意識の感情のことを言います。

 

エディプス・コンプレックスという名称は、
ギリシャ神話「エディプス王」に由来します。
エディプスの両親であるライウス王とイオカステ王妃は、
「息子が父親を殺し、母親を妻にする」という神のお告げを聞きます。
そこで、王は生まれたばかりのエディプスを山中に捨てさせますが、
エディプスは助けられ、他の国で王子として育てられます。
青年となったエディプスは、神殿に出生の真相を知ろうと出かけ、
そこで、「実の母と交わり、実の父を殺す」という神のお告げを聞き、
その事態を避けるために放浪の旅に出ます。
その旅の途中に出会った一団といさかいを起こし、相手を殺害してしまいますが、
それがライウス王でした。
そして、彼は空席の王位に就き、実母と結婚しました。
その後、真実が明らかになり、ショックから王妃は自殺してしまいます。
エディプスは両目を刺し貫き、盲目となりました。

 

エレクトラ・コンプレックス(Electra compiex)

エレクトラ・コンプレックスとは、
ユングが女児におけるエディプス・コンプレックスを表す用語として使用した言葉です。

 

エレクトラ・コンプレックスは、3〜6歳の女児が父親に愛情を感じ、
母親へのライバル心を持つことで起こる心の葛藤のことをいいます。

 

エレクトラは、ギリシャ神話に登場するアガメムノンの娘で、
ギリシャ軍を率いてトロイ戦争にアガメムノンが出征している間に、
彼の妻であるクリュチムネストラは敵のアイギストスと通じてしまい、
共謀して凱旋してきたアメガムノンを浴室で殺害します。
その後、アギストスはエレクトラを追い出し、貧しい農夫にあずけますが、
アギストスは弟とともに父の仇を討ちました。
母親は許しを請う際、かつて彼女らの口に含ませた乳房を見せたそうです。

 

去勢不安(castration anxiety)

去勢不安とは、フロイトが考えた発達段階に表れる不安の一つで、
男根期(phallic phasie/ペニスの有無で優劣を評価してしまう時期)に幼児が抱く、
ペニスが切り取られるのではないかという空想から来る不安のことをいいます。

 

幼児は、男根期になると性器の違いに大いに関心を持つようになります。
そして、身体的相違について、「女の子は本来あったはずのペニスが切り取られた(去勢された)のだ」
という空想を抱くようになり、同時に不安を覚えます。

 

そして、この時期は、エディプス・コンプレックスが最も強い時期でもあるため、
敵意を持ったために父親から去勢をされるという不安を持つ事もあります。

 

エロス(eros)

エロスとは、哲学的には、アガペ(神の愛)とフィリア(友愛)に対峙する人間の愛を意味しています。

 

そして、プラトンによると「真善美への憧れという純化された衝動」をエロスといい、
自己にかけているものを得ようとする愛であり、
肉体的愛をも意味しています。

 

一方、精神分析では、エロスは人間の欲動の一つとして捉えます。
自ら積極的に苦悩を求めたり、
敵意や攻撃心など、死へと向かう死の本能(タナトス)に対立する生の本能としました。

 

カルタシス(catharsis)

 

カルタシスとは、苦痛や悩みなどを自由に表現すると
その苦痛が解消されることを指す精神分析用語です。

 

苦痛を発散し、解消することができないと、
心身症などの身体現象や家出、暴力、自殺などの行動現象、
不安やノイローゼなどの心理現象などの問題行動として表れる場合もあると考えられています。

 

元型:アーキタイプ(archetype)

 

元型:アーキタイプは、ユングが提唱した概念です。

 

無意識を個人的なものに限って考えたフロイトに対し、
ユングは、さらにその底に人類共通の生来的な無意識の層があると考えました。
そして、人類共通の生来的な無意識の層を「集合的無意識」と呼びました。

 

集合的無意識が意識化されるとき、ある種の類型化されたイメージと異なってあらわれ、
この潜在的なイメージのパターンが「元型」です。
代表的なものとしては、外界に適応するため、個人が他者に見せるペルソナ(態度や顔)、
アニマ(男性における女性イメージ)、アニムス(女性における男性イメージ)などがあります。

 

アニマとは、本来はラテン語で、「魂」、「嵐」、「呼吸」、「心」、「生命」を意味する言葉です。

 

コンプレックス(complex)

 

コンプレックスとは、精神分析概念で、
無意識に抑圧されている自我を脅かすような心的内容が
一定の情動を中心に絡み合って構成されているまとまりのことをいいます。

 

一般的に「コンプレックス」と呼ばれているものは「劣等感コンプレックス」ですが、
本来、コンプレックスは劣等感だけを指すものではありません。

 

ライフスタイル(life style)

 

ライフスタイルとは、アドラーが提唱した用語で、
個人の持つものの見方や考え方、生きかたのことです。

 

その人独自の人生における目標志向性や自己決定を表すもので、
それは固定的なものではなく、そのときそのときの行動の中に表され続ける、
いわば態度の集合体であると考えられます。

 

劣等感(inferiority complex)

 

劣等感とは、アドラーの概念です。
アドラーによると、劣等感とは自分の理想と現状評価とがかけ離れているという
主観的な感覚のことを「劣等感」といいます。

 

つまり、自分と他者を比べて、相対的に見て陥っていると思う感情とは異なります。
他人に対して、自分が劣っていると感じることは、「劣等コンプレックス」といいます。

 

アドラーは、人間の行動の根源的エネルギーは、
劣等感を補償する事に由来すると言っています。

心理カウンセラーの資料を請求して、比較検討しませんか?

心理カウンセラーの資格取得に少しでも興味があるなら
ぜひ資格取得講座の資料を請求してみてください。

心理カウンセラーの講座には、さまざまなものがあり、
資格取得にかかる費用も36,700 〜557,280円 くらいと
かなり金額に幅があります。

この費用の差って何かな?
って思ったら、やっぱり内容がかなり違うみたいです。

心理カウンセラーのプロとして働きたい夢を持っているのに
費用面だけで講座を選んでしまって、
その講座が初心者向けの内容だったりしたら大変です!

また、修了後の就職サポートにかなり力を入れています!
っていうのが売りの講座もありますので、
そのあたりは、じっくり考える必要がありますよね。

値段が安いだけじゃなく、
自宅からの距離であったり、
お勤めしているなら、「仕事帰りに受けられる講座の方が便利だわ」とか、
「土日にじっくり勉強したいなぁ」とか
「通学は無理だから、自宅で通信講座を使って勉強したいなぁ」とか

あなたがなりたいカウンセラーになるために、
どれくらいの費用がかかって
どれくらいの期間、時間が必要なのか
じっくりと検討しませんか??

そのためには、まず資料集めが必要!
ネットの中にある情報を眺めているだけでは、なかなか実行に移せません。
資料を請求するだけなら無料ですので、まずは一歩踏み出しませんか?

心理カウンセラー 資料請求

資料請求したら、勧誘の電話とか
じゃんじゃんかかってくるんじゃないの??


ってご心配されている方も多いのでは??
でもご安心ください!!
私も資料請求したことがありますが、ほとんど電話はありませんでしたよ〜!!